どうも、大きくロゴの入ったアイテムを持っていないムジ太郎(@mujitaro_mujibu)です。
ここ数年オーバーサイズのストリートスタイルが流行しています。
ちょうどムジ太郎が高校〜専門学校に通っている時にもストリートやスケーターファッションが流行っていたので、懐かしいなーと思いつつ眺めています。
さてストリートスタイルに欠かせないのが『ロゴアイテム』です。
街中はロゴアイテムで溢れかえっていますよね。
ハイブランドまでもがブランドロゴを胸にドカーンと入れたアイテムを出しているくらいです。
photo by https://www.fashion-press.net/collections/gallery/23907/414095
ムジ太郎としては大きくブランドロゴが入ったアイテムを選ぶことはないですが、どうして多くの人が『ロゴ』に惹きつけられるのか考えていこうと思います。
プリントアイテムの誕生
そもそも『プリントアイテム』っていつからあると思いますか?
それがだいぶ古く、1930年代くらいに誕生しています。
あるアメリカの大学で、体育の授業の練習着として貸し出されていたTシャツを学生がちゃんと返却する様に番号を付けたのが始まりと言われています。
そのTシャツが人気となり、学校名の入ったTシャツを大学の生協で売り出したことから徐々に広がっていきます。
アメリカの有名なハーバード大学でも出しています。
photo by http://www.harvard.com/goods/university_clothing/t-shirts_univ/
そこから、映画の宣伝用だったり、選挙の候補者の名前を入れたり、観光地でお土産として地名の入ったTシャツが作られたりと、オシャレというよりは、宣伝やメッセージとしてプリントが広まっていきました。
1970年代にはバンドがツアーアイテムとして、バンド名やメッセージをプリントしたTシャツを販売し、徐々にファッションアイテムに近づいていきます。
そして1980年代にはラップ(HIP HOP)の人気により、スポーツブランドのロゴアイアテムをオーバーサイズで着用するのが流行りました。
これが、今流行っているオーバーサイズやロゴアイテムのトレンド元になっているんです。
photo by RUN DMC WALK THIS WAY THE BEST OF RUN DMC
何故ロゴアイテムを着るのか?
では本題に入っていきます。
多くの人が何故ロゴアイテムを着るんでしょうか?
1.簡単にオシャレに見える
まず1番の理由はパッと見でどのブランドか分かるからです。
オシャレだと思われているブランドを着ることで、自分もオシャレな人たちの仲間入りをすることが出来ます。
手っ取り早く、簡単にオシャレだと思われる方法なんですよね。
無地のアイテムだったら、ユニクロだと思われてるかもしれませんからね。
分かりやすい例が大人気の『Supreme』です。
2017年AWでは『Louis Vuitton』とコラボレーションしたことで、知った人も多いんじゃないでしょうか?
『BOX LOGO』がついたアイテムは徹夜して並ばないと手に入らないほどのアイテムで、オークションサイトなどでは定価の倍以上の値段がつけられています。
オシャレと言われている芸能人が愛用していることもあり、『Supreme=カッコイイ、オシャレ』というイメージが定着しています。
そういった手に入れる事が難しく、オシャレな人が着ているブランドを着ることで簡単にオシャレになれるという想いから着用している人も多いんではないでしょうか。
photo by http://www.boo-bee.jp/products/detail.php?product_id=217171
2.売ることを考えての選択
スマホで簡単に私物を売ることが出来るようになったこともあり、売ることを考えて服を購入している人が増えています。
人気のあるブランドだと定価に近い金額で売れたりするので、タダで服を着れるようなものなんですよね。
ムジ太郎もよくヤフオクで出品していますが、人気ブランドのアイテムは予想以上の値段で売れることもあります。
売ることを考えると、どこのブランドかすぐに分かることや、写真映えするアイテムが重要になってきます。
そうなるとロゴの入ったアイテムが分かりやすくて売りやすいため、買う際にロゴアイテムを選んで購入している方も多い様です。
3.コミュニティーに属せる
コミュニティーに属すために着ている人も多いと思います。
女子中高生で流行っていた『お揃いコーデ』もその1つですね。
同じブランドやアイテムを身につけることで仲間意識を持つことが出来ます。
さみしがり屋な人がロゴアイテムを身につけてるんじゃないかとも考えてしまいますね。
また、アニメやアーティストのアイテムを身につけるのも、ファンコミュニティーの中にいたいという心理もあると思います。
好きなものが同じだと仲間にもなりやすく、すでにあるコミュニティーにも溶け込みやすいですよね。
少し捻くれている考え方かもしれませんが、こういった理由で身につけている人もいるんではないでしょうか。
さいごに
ロゴアイテムが溢れかえっている理由を考えてきましたが、いかがでしたか?
ただトレンドとして着るのではなく、人間の精神面的なことも影響しているのかなと深堀してみました。
結局は『自己主張』や『優越感』が大きな割合を占めているのかなと思います。
ムジ太郎もロゴアイテムはキャッチーですし、アイテム自体を見ると欲しいなと思ったりもします...でも実際着てみるとどうしても受け付けないですね。
胸にドカーンとロゴが入ると恥ずかしさもありますし、30代半ばのおっさんには似合わないのもあります。
胸のワンポイントならいいんですけどね。
2020年春夏のコレクションを見ると、数年続いたストリートスタイルはそろそろ減退していきそうです。
その反動でジャケットスタイルやリラックススタイルが多く提案されていましたので、2020年の春にはロゴアイテムも減ってくるのかなと考えています。
ここ数年ストリートスタイルが続いてますので、さすがにもうお腹いっぱいですね。
来年はどのようなスタイル、アイテムが広がるのか楽しみですね。
どうも、ムジ太郎(@mujitaro_mujibu)でした。
roomではファッション以外も紹介していますので是非見てください!