大規模な展示会は終わりをむかえる

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どうも、最近展示会にあまり行けてないムジ太郎(@mujitaro_mujibu)です。


アパレルビジネスにおいて最も重要となるのが展示会です。


自社ブランドを展開しているアパレルメーカーにとっては半年間の売り上げに関わる重要な商談の場となります。


成功出来れば売り上げも上がり、業績アップに繋がります。

 

しかし、失敗に終われば小さなブランドなら事業の継続すらも危うくなります。

 

そんな展示会ですが、大小様々な展示会が開かれています。

 

その中でも特に知名度の高い大規模展示会のJFW-IFF MAGIC JAPANが次回の開催中止を決定しました。

 

大規模な展示会という形式が危うくなってきているのかもしれません。

 

今回は展示会について考えていこうと思います。

 

JFW-IFF MAGIC JAPANが開催中止

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2000年にスタートしたIFFは18年間で幕を閉じます。

 

ムジ太郎はIFFに10年くらい通っていました。

 

行き始めた頃は出展者、来場者共に多く、非常に活気がありました。

 

しかしここ数年は出展者、来場者ともに激減していて、規模もドンドン縮小しており、なんとなく終わりも予感していました。

 

2017年にアメリカの展示会MAGICと提携したので、再び盛り上がるかと期待しましたが、効果は上がらなかったようです。


毎回出ているブランドも似てましたし、イベントなども魅力に欠けるものが多かったのが理由なのかもしれません。

長年通っていたので、寂しいですが、時代の流れなので仕方ないですね。

 

展示会は今後どうなるのか?

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大規模な展示会の現状

まず大規模展示会に出すメリットを考えていこうと思います。


1番のメリットは不特定多数のバイヤーに見てもらう事が出来ることです。


大規模な展示会では出展者が非常に多く何千社にも登ります。


各社が取引先のバイヤーを呼ぶことで今まで取引のない会社のバイヤーにも見てもらえる可能性が増えます。


ただ、商品やブースを魅力的に作り込まないと、新規のお客さんがブースに入ってくる事はなく、終わってしまいます。


ムジ太郎も展示会にはよく行きますが、見たいと思うブースはほんの数ブランドです。


何十万、何百万円とお金をかけて、準備しているのに何故と思ってしまいますね...

 

展示会を開くことが目標になってしまっているんだと思います。


あと、主催者とのお付き合いで出している会社も少なくはないですね。

 

よくうちの会社にも営業にきますし。


ただ、そんなモチベーションでだしても新しいお客さんは見つからないですよね。


しかも魅力のない出展者が増えることで展示会のレベルも下がっていき、来場者も減ってしまいます。


その状態が続き、IFFは終わってしまったのかなと思っています。

 

今後どうなるのか?

今後は中型、小型の展示会で、ジャンルを絞りより特定のバイヤーにアプローチをする方法が主流になるのかなと思います。


バイヤーもハズレが無くなり時間の節約にもなります。

 

そもそも展示会自体が今後少なくなるのかもしれません。


今はインターネットを使えば直接消費者と繋がることができます。


わざわざ時間と大金を使って展示会を開かなくてもオンラインやSNSで集客や販売が十分可能です。


だんだんと展示会を使ったビジネスは少なくなっていくのかなと思います。

 

さいごに

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ムジ太郎はアパレル企業に勤め10年が経ちましたが、今、時代の転換期にきていると感じます。


ZOZOスーツをはじめ、今までには想像出来なかった方法でモノ作りが可能になりますし、販売方法や物流も大きく変わっていくでしょう。


今までの方法を続けているだけの会社はそのうち無くなってしまうと思います。

 

ムジ太郎はそんな危機感を感じてブログ始めました。


このブログで自分の思いを発信して共感できる仲間と新しいモノ作りが出来たらなーと思います。

 

まだまだ道のりは長いですが...

 

どうも、ムジ太郎(@mujitaro_mujibu)でした。