エディフィス渋谷が閉店することになりました。
なんと渋谷店は27年間も営業してたんですよね。
今回はエディフィスの閉店、セレクトショップについて書いていこうと思います。
エディフィス渋谷の閉店
エディフィス渋谷店は2021年1月31日閉店になりました。
なぜ、ここまでニュースになっているか...
実は1994年にエディフィスの1号店としてオープンしたお店だからなんです。
言わばエディフィスの本店です。
理由は公表されてませんが、採算が合わなくなったことが原因でしょう。
コロナの自粛とインバウンドで外国人客がいなくなったのが大きかったですね。
もともと人通りがそこまで多くない場所にあったってのも、売り上げ減少に拍車がかかってそうです。
エディフィスのファンの方にとってはショックですね。
まーブランド自体が消滅するわけではないですけどね。
ただ有名セレクトショップの本店がクローズするというのは、時代が少しづつ変わってきている証拠ですね。
セレクトショップも生き残りをかけて今後はかなり厳しい闘いになっていきそうです。
セレクトショップの厳しい現実
ムジ太郎は1~2ヶ月に1回は東京に行きますが、渋谷・原宿の人出は本当に減ったと思います。
コロナ前は中国・韓国の旅行者がセレクトショップや百貨店に大勢いて、爆買いしている光景をよく見ました。
外国人がいなくなっただけでも、相当なダメージだと思います。
実際にユナイテッドアローズは2020年4~9月期の最終損益は50億9700万円の赤字...
チャオパニックなどを運営するパルグループも2020年3月~8月期の最終損益は15億円の赤字...
ナノユニバースなどを展開するTSIホールディングスも2020年3月~8月期の営業利益は104億6900万円の赤字となっています。
その他のセレクトショップは上場していないため、公表されてませんが、赤字だと思います。
もちろんコロナによる影響が大きいため、コロナが落ち着けば、再び売り上げも戻るかもしれません。
ただ、それがいつになるかは分かりませんし、以前の様な状態に戻るかも分かりませんよね。
消費者の購買意識も変化してきてますしね。
セレクトショップだけでなく、アパレル全般に言えることですが、今後ますます厳しくなっていきそうです。
セレクトショップが潰れる時代がくるかも。
最近のセレクトショップは経営が厳しいからかビジネス感が全面に出すぎですよね。
自社ブランドばっかりでセレクト物も少ないですし、どこのショップにでもある様なベーシックな物ばかり並んでます。
お店に行っても欲しい物ないですし、正直、ユニクロでいいっかってなります。
また、いまの若い人達はセレクトショップよりもインフルエンサーがプロデュースしている商品の方が魅力的に映っている様です。
ZOZOでもインフルエンサープロデュースの商品がランキング上位を占めていることもあります。
どこで買うかより、誰から買うかが重要になってきてます。
結局、インターネットが発達して、誰もが同時に同じ情報を得られるため、どこのお店でも同じ様な商品ばかりになってしまいます。
そうなるとセレクトショップ=オシャレの概念も消えちゃいますよね。
もしセレクトショップ=オシャレというイメージがなくなれば、誰も買わなくなってしまいます。
最近はセレクトショップも値段を下げて、少しでも販売数を増やそうとしてますが、それがイメージダウンにも繋がるんですよね。
このままいくとセレクトショップも大量閉店の時代が来るのかもしれません...
さいごに
今回はエディフィス渋谷店の閉店、セレクトショップについて書いてきました。
今回は少し辛口気味になってしまいました...
ただ、ワクワクするお店はまだまだあります。
個人的には東京の青山にある『H BEAUTY & YOUTH』というユナイテッドアローズが展開しているハイエンドラインのショップは行くたびに欲しい物に出会えます。
あーいったワクワクさせてくれるお店がもっと増えればセレクトショップもまた復活していくのかなと思います。
どうも、ムジ太郎(@mujitaro_mujibu)でした。
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