どうも、ムジ太郎(@mujitaro_mujibu)です。
最近コラボがやたらと多いですね。
ほとんどのコラボはとりあえずコラボしとけば、『注目されて売れる』というブランド側の意図がスケスケで、個人的にはあまり好きではありません。
今回はコラボについて書いていこうと思います。
コラボはいつからはじまったのか?
いろいろと調べてみましたが、どのブランドが初めてコラボをしたのかは分かりませんでした...
多分、ストリートブランドがHIPHOPのリミックスやサンプリングのアイデアを持ち込んだのがスタートではないかなと思います。
1980年にスタートしたStussyもカーハートのジャケットに刺繍を入れて販売をしたりしてましたからね。
公式のコラボではなく、普通に売っているカーハートのジャケットをボディーとして使っていただけなんです。
(参考画像:candyrim)
また、近年のコラボの火付け役となったSupremeは1994年にスタートしてますが、設立当初からコラボ?をしています。
1994年に販売されたアイテムでは、映画タクシードライバーの画像にSupremeのBOXロゴを入れたTシャツを販売していました。
ただ、これも公式ではなく、無断で使っていただけだと思います。
また、ブランドのプロモーションとしてSupremeがカルバンクラインの広告にBOXロゴを入れたステッカーを無断で作り、NYの街中に貼りまくったことも伝説となっています。
もちろんカルバンクラインから抗議を受けてますが、これで一気にブランドの知名度が上がったんですよね。
コラボってスケーターブランドの悪ふざけだったり、大きなブランドの肩を借りて知名度を上げるプロモーションから徐々に広がっていったんだと思います。
それが今では、ハイブランドからファストファッションブランドまでコラボだらけになっていますね。
コラボが出すぎ
コラボが広がったのがStussyやSupremeなどのスケーターブランドの影響が強いので、今までもストリート系やスケーター系ブランドのコラボは多かったです。
しかし、大きく時代を変えたのがSupreme × Louis Vuittonです。
まさか、スケーターブランドと世界一流のトップメゾンがコラボするなんて夢にも思いませんでしたよね。
ここから、ファッション業界全体がコラボばかりになっていくんですよね。
最近だとCOACH × APE、Dior × Air Jordan、Fendi × FILA、PRADA × ADIDASなどなどハイブランドとストリートやスポーツブランドのコラボが多数出ています。
2020年AWにはマルジェラからリーボックやノースフェイスとのコラボ商品も出ます。
また、イオンモールなどで低価格帯のブランドを見ていても、FILAやKANGOLといったスポーツ系ブランドとのコラボ商品が多数出ています。
ファッションが売れない時代に突入し、各ブランドも売り上げをあげるためにコラボを連発し、目先の利益を取りにいっている感が強くなってきてますね。
コラボは麻薬
コラボアイテムって刺激が強すぎるんですよね。
だって1つのアイテムに本来あり得ない2つのブランドネームが付くわけですからね。
しかも、ネットやSNSで販売前から情報が拡散され、販売後には転売サイトで定価の2倍3倍の値段になることもあります。
着用しているだけで、街中で視線を浴びることができます。
結局ブランド側は通常のラインよりも注目度が上がり、売り上げも良くなります。
着用する側にとっても街中で視線を浴びれたり、保有しているという優越感を得ることができます。
コラボは双方にとって刺激的なアイテムになり得るんです。
そのため、コラボは麻薬みたいなものです。
最初はタバコやアルコールだけで気持ちよくなれていたのに、マリファナやヘロインがないとダメな身体になっているようなものです。
ここまで様々なコラボを見てしまうと、ありきたりなコラボアイテムは見向きもされず、ブランド側も着用する側もより意外性があり、刺激的なアイテムを求めるようになってしまいますね。
刺激的なアイテムはすぐ飽きる
ムジ太郎もコラボアイテムを買っている時期もありました。
でも刺激的なアイテムは2~3回着るともうお腹いっぱいです。
先ほど述べようにさらに刺激の強いアイテムを求めちゃうんですよね。
もうキリがないです。
それよりも、パッと見ただけではどこのブランドか分からない無地のアイテムの方が長く着れますし、シンプルで女性ウケもいいです(笑)
ロゴや話題性のあるアイテムに頼らなくても、色やバランス、サイズ感などでも十分オシャレに見えますしね。
たまにはコラボのような刺激の強いアイテムを取り入れるのもありですが、中毒にならないように気をつけたいですね。
さいごに
今回は最近頻発しているコラボについて書いてきました。
確かに魅力的なアイテムも多く、街中で注目の的になれることから、需要は大きいです。
でも、そろそろネタも尽きて、落ち着いてくるのかなと思います。
今後はオリジナルアイテムをしっかり作れるブランドが生き残っていくと思いますね。
どうも、ムジ太郎(@mujitaro_mujibu)でした。