どうも、ムジ太郎(@mujitaro_mujibu)です。
昨今のトレンドが90s、00sということもあり、その時代で人気だったブランドが再熱してますね。
ただ、ほとんどが大手商社などがライセンス契約をして、日本で展開しているブランドばかりです。
ムジ太郎的には、そういったライセンスブランドを購入するのはオススメできません...
今回はライセンスブランドについて書いていこうと思います。
ライセンスブランドって何?
まずはライセンスブランドとは何?ってことですよね。
簡単にいうと『ブランド貸し』です。
ブランドを持っている企業が、別の企業にブランドを貸して、借りた側が商品開発や販売を行うファッションビジネスのことを言います。
借りた側は売り上げなどに応じてロイヤリティー(使用料)を払う仕組みになっています。
基本的にはブランドの権利を保有しているのは大手商社が多いです。
有名な海外ブランドを日本で販売するには、それなりの契約金が発生するため、資金力のある大手でないと契約するのが難しいんですよね。
大手商社さらに中小規模の商社やメーカーにブランドを貸すことがあります。
そうすることで、大手商社は何もせずに利益を得ることができますし、中小規模の商社やメーカーはブランドを使用して、売り上げを伸ばすことができるんです。
ライセンブランドビジネスは非常に効率の良いビジネスモデルとなっています。
ライセンスブランドの見分け方
基本的には商品の内側についている洗濯ネームを見ると分かると思います。
洗濯ネームには生産した企業名を記載することが義務となっていますので、分かりやすいと思います。
ライセンスではないブランド...例えばナイキやアディダスなら『ナイキジャパン』、『アディダスジャパン』となっています。
ライセンスブランドの場合、聞きなれないメーカーや商社の名前が入っていますね。
また、下げ札なのに下記の様に記載されていることもあります。
ライセンスブランドの残念なところ
商社やメーカーにとっては良いビジネスモデルですが、残念なのが、そのブランドの価値を守ろうとしないところなんですよね。
アパレルは長年苦境にさらされているため、目先の利益を追ってしまいがちです。
なので、どんな価値のあるブランドでも、とりあえず安く大量に作って売り上げを取ろうとしてしまうんですよね。
だから、しまむらとセレクトショップに同じブランドが並んでしまうんですよね。
セレクトショップで1万円近く出してTシャツ買ったのに、同じようなデザインのTシャツがしまむらで990円で売ってたら凹みますよね...
商社やメーカーは自分たちの売り上げだけしか頭になく、買ってくれるお客さんやブランドの価値のことを全く考えてないんですよね...
結局、良いブランドでも、すぐに価値が落ちてしまうんですよね...非常に残念です。
ライセンスブランドは買わない方がいい
先述した通り、ライセンスブランドはいろんなショップに出回るため、買ってから激安店で同じブランドが並ぶ可能性もあるので、買う際は注意が必要です。
そして、もう1つ買わない方がいい大きな理由があります。
それは『品質が低い』可能性が高いということです。
ライセンスブランド商品は値段に占めるロイヤリティー(使用料)の比率が高いんですよね。
下記のように、関わる会社が多ければ多いほど、何重にもロイヤリティー(使用料)が上乗せされていきます。
ロイヤリティー(使用料)が高くなれば、商品の値段が高くなりますし、低価格で売る場合は、品質を落とすしかありません。
なので、ライセンスではないブランドの商品と比べて値段も高く、品質も低い可能性が高いんですよね。
個人的にはライセンスブランドの購入はあまりオススメできません。
もし買う場合は、ロゴを買うというつもりで、割り切って買うしかないですね。
さいごに
今回はライセンスブランドについて書いてきました。
ライセンスブランドビジネス自体は決して悪いものではないです。
この仕組みがあることで、お手頃な値段でブランド商品を手に入れることができます。
ただ、一部の企業では目先の利益を優先して、ブランド自体を消費してるんですよね。
品質も良くないですし、ブランド自体がすぐに廃れてしまいます。
なので、個人的にはライセンスブランドはあまり買わない方がいいと思います。
それなら当ブログでも紹介しているギルダンだったり、クロスステッチ、プロクラブなどの方が値段も安く、品質もよいです。
服を買う基準は人それぞれですが、このご時世、長く着れるものを選ぶことが大切なのかなと思います。
どうも、ムジ太郎(@mujitaro_mujibu)でした。
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